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2006 年の改正耐震改修促進法の施⾏から⼆⼗年近く経過し、建築物の耐震化率は90%程度まで上昇し、国⼟交通省では2030 年ごろまでに耐震性が不⼗分な建築物の解消を⽬標としています。
本研究会は2009 年6 ⽉に設⽴され、静かな耐震補強⼯事を可能にする「鋼管定着⼯法」を⽤いることにより、この耐震化率の向上に寄与してきました。鋼管定着⼯法は多くの会員に⽀えられ広く使われており、本研究会では『居たまま耐震改修⼯事』に適した鋼管定着⼯法の更なる普及を⽬指します。

「鋼管定着⼯法」は、これまでの耐震補強⼯事に数多く使⽤されていた「あと施⼯アンカー」に替わり、既存躯体のかぶり部分に円筒状の溝を掘り鋼管を挿⼊して樹脂接着で固定する⼯法です。
本⼯法は、騒⾳・振動・粉塵等の⼯事インパクトが⼩さく、様々な⽤途の建物の耐震改修⼯事に適⽤可能で、『居たまま耐震補強⼯事』を⾼品質・低コストで安全に実現します。
「RC耐震壁」、「構⾯内鉄⾻ブレース」などの様々な補強⼯法に使⽤することができます。