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2006年の改正耐震改修促進法により、建築物の耐震比率を今後10年で90%に引き上げる目標を柱とする基本方針が打ち出されました。
この社会的要請に対して本研究会は、静かな耐震補強工事を可能にする「鋼管定着工法」の普及と技術の向上並びにその健全なる発展を図ることを目的として2009年6月に設立されました。現在、鋼管定着工法は多くの会員に支えられ広く使われており、本研究会では『居たまま耐震改修工事』に適した鋼管定着工法の更なる普及を目指します。

「鋼管定着工法」は、これまでの耐震補強工事に数多く使用されていた「あと施工アンカー」に替わり、既存躯体のかぶり部分に円筒状の溝を掘り鋼管を挿入して樹脂接着で固定する工法です。
本工法は、騒音・振動・粉塵等の工事インパクトが小さく、様々な用途の建物の耐震改修工事に適用可能で、『居たまま耐震補強工事』を高品質・低コストで安全に実現します。
「RC耐震壁」、「構面内鉄骨ブレース」などの様々な補強工法に使用することができます。